南京路は、中国No.1の商業地といわれる場所です。東は「外灘」から始まって、
上海の中心「静安寺」辺りまでの全長5.5Kmを「南京路」と呼びます。
特に、「西蔵路」より東側を「南京東路」、西を「南京西路」と呼びます。
20世紀初期、有力な商人がこの土地に百貨店を設立したのをきっかけに、
開発が始まり、20年後には、上海で最も賑やかな街になりました。
上海解放以降、現在の大通りが作られ、600余りの商店が立ち並び
「中国一の商業地」と言われるようになりました。
特に近年、この商業地はめざましい変化を遂げており、「新世界」、「置地広場」、
「曼克頓広場」、「鴻翔」を始め、多くの現代的で
上品なショッピングエリアが形成されました。
 
<南京東路>
南京東路は外国人だけでなく、地方出身者も含め、上海で最も多くの観光客の
集まる場所です。老舗のイトキンが自社ビルを持っているのに加え、
ユニクロなどの日系企業も多く進出しています。
1999年より歩行者天国になっており、道を走る観光電動車(乗車賃2元)は
名物です。衣料品関係の店舗が多いのはもちろんですが、多くのお土産屋を始め、
レストラン、小吃店(中国式ファーストフード)、カラオケなど、
なんでも揃っており老若男女、様々な人が行き交う場所です。
 
アミューズメントパーク イトキンビル
 
コンサートやトークショー ブランドビル
 
ユニクロ 中国式カフェ
 
南京東路で最も有名なデパート 南京東路の真ん中を走る観光電動車
 
新雅号菜館(レストラン) 若者が集まる衣料品店街
 
<南京西路>
南京西路は南京東路とは全く違った雰囲気で、「梅龍鎮伊勢丹」などファッションモール、近代的なビル、レストランなどが軒を連ねています。上海で最初の洋風ストリートで、
上海の代表的なショッピング街の一つと言われています。「恒隆広場(プラザ66)」
というビルには「エルメス」、「ルイヴィトン」、「シャネル」、
「プラダ」などの著名なブランドがショップを出しており、その隣のデパート、
「中信泰富広場(CITICプラザ)」にもKenzoやMaxMaraなどが出店しています。
 
KID WORLD 世界のブランドが並ぶビル内
 
中信泰富広場(CITICプラザ) 梅龍鎮伊勢丹
 
南京西路奇石古玩市場 恒隆広場(プラザ66)
 
梅龍鎮広場 資生堂